ハンドメイドを楽しむ人たちが、自分たちの作品を販売することが珍しいことではなくなりました。
そんなクリエーターたちに多いのが「レジン」を使った作品です。
特に「UVレジン」と呼ばれる「紫外線硬化樹脂」はそのまま一種類のレジン液で固まるため、初心者の方でもデザイン力があればどんどん売れっ子クリエーターになれるとあって、関心を集めている手法です。このレジンを使いこなして自由に作品を作る技術があると証明するためのライセンスとして「レジンアートデザイナー認定試験」という試験が生まれました。
この「レジンアートデザイナー認定試験」が、「日本デザインプランナー協会」にて実施されています。
この記事ではこの「レジンアートデザイナー認定試験」についてご紹介します。
特別な受験資格は必要なの?
結論から言えば、「レジンアートデザイナー認定試験」を受験するために必要な受験資格は特にありません。
特別の資格や経験がなくても、自由に受験することができます。「レジンアートデザイナー認定試験」は、あくまでもレジンアートの知識があり政策スキルが一定以上であることを認定するための試験です。
目次
「レジンアートデザイナー認定試験」の試験詳細について
試験レベル
「レジンアートデザイナー認定試験」では、自分のイメージしたものを形にすることができ自分好みにデザインしオリジナルのレジンアート作品が作ることができるレベルに達しているかを試験されます。
主催者側から発表されている試験範囲は下記のとおりです。
1.レジンを作るために,UVレジンって何?,UVレジンの使い方,UVレジンと必要道具,UVレジンと便利道具,レジン作品の形を作る,UVレジンをカラフルにする
2.UVレジンに封入する,フレームを使った基本テクニック,UVレジン用のフレームを自作する,シリコン型を使った基本テクニック,UVレジン用の型を自作する
3.ミール皿を使った基本テクニック,UVレジンでコーティングする,プラ板+UVレジンのテクニック,粘土+UVレジンのテクニック,作品をアクセサリーにしたい時,アクセサリーパーツのつけ方
4.ミニボトルのキーホルダー,文字入りのネックレス,ビーズ入りのネックレス,押し花フレームピアス,クリアなフラッグネックレス,自作フレームでアクセサリー,氷のようなアクセサリー,オリジナルリングなど
受験料について
レジンアートデザイナー認定試験は、「10,000円(消費税込み)」となっています。
受験申し込み後から数日後に、試験問題と解答用紙が郵送されます。このとき、受験料を「代金引換」にて支払うシステムになっています。
受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れについて
レジンアートデザイナー認定試験は、2カ月に一度の頻度でインターネットから受験申し込み可能です。
後は決められた試験期間内までに、回答用紙を返送すれば完了です。
その後インターネットに掲示されている「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送されます。
合格認定証および認定カードの発行について
合格後希望者には、以下の手順で合格認定証および認定カードの発行を依頼することができます。
1.申込みフォームから合格認定証/合格認定カードを選択して発行申請を行う
2.本人写真(縦4cm×横3cm、フチなしのもの)を、協会宛に郵送する
発行に関する費用の支払いは受験料同様に代金引換(日本デザインプランナー協会のサイトによれば、佐川急便のeコレクトサービスになるようです。クレジットカードやデビットカードが使用できます)になります。
なお、合格認定証・認定カードともにそれぞれぞれ「5,500円(消費税込み)」となっています。
手数料や送料は一切掛かりません。
受験場所について
「レジンアートデザイナー認定試験」は在宅受験になっています。
答案提出期限の範囲内で、都合のよい受験日を自由に選ぶことができるのは、お仕事をお持ちの方や子育て中の方にも受験しやすいうれしいポイントですね。
設定された試験期間内の都合のいい日に、受け取った解答用紙で受験した後には、日本デザインプランナー協会まで速やかに返送しましょう。
合格基準について
レジンアートデザイナー認定試験の合格基準は、70%以上の評価となっています。
レジンアートデザイナー認定試験の口コミと評判
では、実際に「レジンアートデザイナー認定試験」を受験された方々の声を聞いてみましょう。
「近頃のハンドメイドブームの前から、レジンアートの腕前には自信がありました。レジンアート制作に関する資格があれば自宅で教室を開催するにも自信が持てると常々考えていました。このレジンアートデザイナー認定試験は、そんな私にうってつけの資格試験でした。認定後は、考えていた通りハンドメイドマーケットで作品を販売したいと考える主婦の方々の申し込みが殺到。おかげで教室運営は順調です。」
「様々な手芸が好きで、ものを作ることを趣味としてきました。レジンアートも簡単にかわいいアクセサリーや小物ができるためすぐ夢中になりました。このレジンアートデザイナー認定試験を知ったときには、手芸にも資格があるのだと驚きながら受験を申し込みました。色々と勉強する時間も楽しく受けてよかったと思っています。」
「デザイナーの友人に頼まれてよくレジンパーツを制作していました。自分でも販売サイトを持とうと思い、その準備の一環としてこのレジンアートデザイナー認定試験を受験しました。友人も頑張ったね、と一目置いてくれるようになり、販売サイトの売れ行きも上々です。」
などの声が寄せられています。
まとめ
このようにレジンアートデザイナー認定試験は、レジンアート制作技術の基礎力があり、さらにデザインしたものを作品に作り上げることができるスキルがあると証明できる資格です。ハンドメイドブームに湧く昨今、注目の資格といえるでしょう。
ぜひこの「レジンアートデザイナー認定試験」への受験を検討してみてくださいね。