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デッサン資格人気徹底比較!

デッサン

画家やデザイナーを目指している人に欠かせない力に「デッサン」の力があります。事実をより写実的に描写するデッサンは、全ての絵の基本となっています。しかし、私たちの世界が実は必ずしも客観的な事実だけで構成されているわけではないということはご存知でしょうか?

例えば私たちは、例えば同じ母親に対しても、怖いと感じている時は母親が何となく大きな存在のように感じ、母親を身近に感じている時は何となく母親を自分と同じくらい、あるいは普段よりも小さい存在のように感じることがあります。私たちはこのように、同じ客観的な事実でも、その時の気分によって主観的にその物事を捉える傾向があるのです。

時には写真よりも絵画の方がより生き生きとした存在のように感じるのはそのためです。デッサンとは、写実的に描かれながらも、そんな人間心理を描き出し、人の心を惹きつける下描きを行う際に特別高い効果を発揮します。デッサンはただ、事物をそのまま描きだせば良い物ではないのです。

絵画を鑑賞するのは人間です。そのため、絵画をよりリアルに近づけるためには、このような人間心理を考慮に入れることが重要になります。またもう一つ忘れてはいけないのは「視点」という考え方です。心理学では、例えば人は人の顔により注意が向きやすくなります。それを絵で表現したらどうでしょう。人間と同じような大きさの看板が立っていたとしても、人がまず注目するのは「人の顔」です。その特性を利用して、少し人の顔を目立つようにデザインするだけで、よりリアルなものを伝えることが出来るようになります。

このように単にデッサンと言っても、そこには人の体の構造や認知機能、思考機能、視線の動かし方、心理学的な知見等、様々な専門的知識を駆使することによってはじめてリアルな絵を描くことが出来るのです。これらの大部分は、いわゆる「センス」と言われているものに入ります。著名な画家と呼ばれてきた人たちは、これらのことを意識しているわけではありません。そのため、ある部分はどれだけ机上の勉強をしても感覚的に理解することが出来ないことかもしれません。しかし、一定の部分は知識や専門的な技術、そして経験で補うことが出来ます。それ以上の力を身に着けるのかどうかは、その後のその人の努力や選択次第です。

全ての絵画の基本となっているデッサンを極めることは、その後の作品に必ずつながっていきます。自分がデッサンに関する基本的な知識や技術を身に着けているのかどうかを確認するためにも、そして仕事をする上で自分の力を可視化するうえでも、デッサンに関する資格を取得することをお勧めします。今回は比較的取得が容易で、一定以上の知識や技術を有していることを証明してくれる資格を徹底比較形式でお伝えしていきます。

人気:鉛筆デッサンマスター

この資格は日本デザインプランナー協会が認定している資格となります。デッサンの基本である鉛筆によるデッサンの理論や、鉛筆を始めとした各種道具の使い方、デッサンの対象となる観察の方法や、様々な対象をデッサンで描き出すことが出来る技法を習得していること等、デッサンに関する知識や技術を一定の水準以上有していることが求められています。仕事で芸術関係に携わっている人や、芸術系の学生さんたち、そして趣味で絵を描きたいと思っている人を想定して制定されており、気軽に挑戦することが出来ます。

試験は年に6回開催されており、自宅での在宅受検が可能です。試験に特別な条件などはなく、試験に合格することで資格を取得することが出来ます。試験費用は1回1万円とリーズナブルです。資格を取得することで、講師として自宅でデッサンを教えるスクールを開くこともできます。

2位:絵画インストラクター

絵画インストラクターは、日本インストラクター技術協会が認定している資格です。デッサンやスケッチに関する専門的な知識や技術を有していることが求められています。デッサンやスケッチで使用する専門的な道具の使用方法、面や球体の描き方、材質の出し方、風景の描き方など、より専門的な知識や技術が必要となります。独学で絵を学んでいる人が専門的な知識を身に着けたいと考えた時に、最初に選ばれることが多い資格です。

こちらの資格も在宅での受験が可能であり、試験は年に6回行われます。費用は1回の試験に対して1万円です。受験資格は特になく、資格取得後はインストラクターとして講師活動を行ったり、教室を開くことが出来る資格となっています。
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