近頃はこだわりを持って自分たちの家を建てる、意識の高い施主の方が増えてきています。
家そのもののクオリティはもちろん、家を取り囲む塀や門、玄関までのアプローチなどいわゆる「エクステリア」と呼ばれる外構にも、強いこだわりを持ち家を建てる方が多いのです。
しかし、このエクステリアが与える心理効果をわかりやすく説明しアドバイスできる人材が不足しています。そこで、エクステリアについて工事そのもの意外にも心理効果についてサポートできる立場の人を育成するために「エクステリア心理士認定試験」という試験が生まれました。
この「エクステリア心理士認定試験」が、「日本インストラクター技術協会」にて実施されています。
この記事ではこの「エクステリア心理士認定試験」についてご紹介します。
目次
特別な受験資格は必要なの?
結論から言えば、「エクステリア心理士認定試験」を受験するために必要な受験資格は特にありません。
必ずしも外構工事業者での就業経験や、建築や心理学関連の学位がなくても、自由に受験することができます。「エクステリア心理士認定試験」は、あくまでも風水についてアドバイスができる知識を持っていることを認定するための試験です。
「エクステリア心理士認定試験」の試験詳細について
試験レベル
「エクステリア心理士認定試験」では、心理の面からの相談援助知識、エクステリアに関わる倫理、心理アセスメント、チーム医療、地域精神、心理的アドバイスについてのスキルが試験されます。
試験主催者側から発表されている特定の試験範囲はないようですが、広くエクステリア全般およびメンタルケアの知識を求められる試験になっています。
受験料について
エクステリア心理士認定試験は、「10,000円(消費税込み)」となっています。
受験申し込み後から数日後に、試験問題と解答用紙が郵送されます。このとき、受験料を「代金引換」にて支払うシステムになっています。
受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れについて
エクステリア心理士認定試験は、2カ月に一度の頻度でインターネットから受験申し込み可能です。
後は決められた試験期間内までに、回答用紙を返送すれば完了です。
その後インターネットに掲示されている「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送されます。
合格認定証および認定カードの発行について
合格後希望者には、以下の手順で合格認定証および認定カードの発行を依頼することができます。
1.申込みフォームから合格認定証/合格認定カードを選択して発行申請を行う
2.本人写真(縦4cm×横3cm、フチなしのもの)を、協会宛に郵送する
発行に関する費用の支払いは受験料同様に代金引換(日本インストラクター技術協会のサイトによれば、佐川急便のeコレクトサービスになるようです。クレジットカードやデビットカードが使用できます)になります。
なお、合格認定証・認定カードともにそれぞれぞれ「5,500円(消費税込み)」となっています。
手数料や送料は一切掛かりません。
受験場所について
「エクステリア心理士認定試験」は在宅受験になっています。
答案提出期限の範囲内で、都合のよい受験日を自由に選ぶことができるのは、お仕事をお持ちの方や子育て中の方にも受験しやすいうれしいポイントですね。
設定された試験期間内の都合のいい日に、受け取った解答用紙で受験した後には、日本インストラクター技術協会まで速やかに返送しましょう。
合格基準について
エクステリア心理士認定試験の合格基準は、70%以上の評価となっています。
エクステリア心理士認定試験の口コミと評判
では、実際に「エクステリア心理士認定試験」を受験された方々の声を聞いてみましょう。
「家を建てたことをきっかけに、家に関する資格を取得してみたいと考え、このエクステリア心理士認定試験を知りました。家を目にした時の印象が、家そのものというよりは、家と外構との調和による印象に左右されることがよく理解できました。」
「ガーデンデザイン担当として、エクステリア業者に勤務していることから、このエクステリア心理士認定試験を受験しました。やはり資格があることは注目され信頼されることにつながると実感しています」
「インテリア好きが昂じてエクステリアにも興味を持つようになりました。エクステリア心理士認定試験は、エクステリアに関する総合的な知識が身につく上に、今まで知らなかったエクステリアの心理効果について知ることができとても有意義な試験でした」
などの声が寄せられています。
まとめ
このようにエクステリア心理士認定試験は、人々の暮らしの中心となる住宅のエクステリアが与える心理効果についてサポートするために役立つ資格です。
ぜひこの「エクステリア心理士認定試験」への受験を検討してみてくださいね。